まず、襖の張替えプロに依頼することで、これから説明するような失敗をする心配がなくなるのがメリットと言えます。
また、襖の張替えにかかる費用相場は、襖紙の種類にもよりますが、1帖あたり3,000〜4,000円程度なので、これを安いと思うなら無理にDIYで行うよりも完璧に仕上げてもらえるプロに依頼することは大きなメリットだと言えます。
襖を張替えしてもらう業者選びのポイントは、悪徳業者に依頼しないということです。同じ襖紙を利用するのに、他の業者よりも極端に料金が高いなら悪徳業者の可能性が高いです。
反対にあまりにも料金が安い場合は、技術力に不安がある、または最初に安い金額を提示して仕事を獲得し、後から高額な料金を請求してくることも考えられるので注意しましょう。
優良業者かどうかを見極めるには、過去の実績を確認することと、他のサイトの口コミや評判をチェックすることが有効となります。自社サイトの口コミは参考にしない方がよいです。どうせ良いことしか記載されていません。
いずれにしても、1社ではなく複数の業者から相見積りをとれば、電話対応や接客などからも悪徳業者でないことを判断できます。
DIYで襖の張替えを行うときによくある失敗には、空気を押し出すときにシワやたるみができてしまったり、襖紙がボコボコに波打ってしまったりすることが挙げられます。
なるべくシワやたるみができないようにするためには、水分をしっかり含んで伸びきった状態で空気を押し出しましょう。十分に伸びていない状態で張ってしまうと、後でさらに紙が伸びてしまいシワなどの原因になります。
襖紙が波打ってしまった場合は、スチームアイロンをあてた後にドライアイロンをあてて、いったん剥がしてもう一回ゆっくり空気を押し出すことで対処できます。