洋風な住宅にも合う障子はいろいろ存在しています。他にも、障子紙によってお洒落を演出することもできますし、障子をデコレーションしてお洒落に見せるという方法もあります。
お洒落な障子としては、雪見障子などのガラス障子が挙げられます。ガラス障子とは、その名の通りに、ガラスが組み込まれている障子のことです。
雪見障子は、下半分がガラスになっていて平安時代から使用されています。ガラス面からの冷たい空気を部屋の中に入れることを防ぐために、孫障子と呼ばれる上下に動く可動式の障子を使って目隠しをすることも可能です。障子としての機能性も保てるデザインになっています。
雪見障子は、外の景色を楽しむデザインになっているのが特徴です。ガラス障子にはその他に、「縦額障子」「横額障子」「直ガラス障子」「東障子」などさまざまな種類が存在しているので、部屋の雰囲気に合わせて選択してください。
最近では、障子をもっと洋風や現代風にしたいという要望に応じて、いろいろな種類の障子紙が製造・販売されています。
薄い和紙をプラスチックでラミネートしたものや、北欧風にデザインしたものや、モダンで格好良いデザイン障子など、数ある中から自由に選択できるようになっています。
障子紙以外にも、障子デコシートやプラダン、ステンドグラスシートなどを用いて、障子をお洒落にすることも可能です。
障子デコシートとは、障子に貼ることでデコレーションできるシールで、これを用いることで一気にお洒落な洋風な空間に変えることができます。
色鮮やかなステンドグラスシートを貼ると、より洋風で素敵な空間になります。
プラダンというのはプラスチック製の段ボールで、障子紙の代わりに貼ることができます。