障子の張替をプロに依頼するメリットは何ですか?
これまでは家の障子の張替を父が担当していたのですが、その父が認知症になってしまいました。いずれは施設に入れることも考えた方が良いかもしれないと言われていますが、できる限り家で面倒をみようと家族でも決めたところです。 母はすでに他界していて、我が家は妻と子ども2人と父の5人家族で、子どもは中学生と高校生なので、小さいときのように障子を破ることはありません。 ということで、以前のように頻繁に障子を張替する必要もないのですが、私も妻も一度も障子の張替の経験がなく、今では父からやり方をきちんと教わっておけば良かったと後悔しています。 そこで質問なのですが、障子の張替をプロに依頼するメリットは何ですか?自分でやるのとやはり仕上りなどが変わるのでしょうか? それと、障子が破れた以外の張替のタイミングなどがあれば、それも併せて教えてください。 |
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障子の張替をプロに任せれば美しい仕上がりが長持ちします
障子の張替をプロに依頼すると、どうしても費用がかかるというデメリットは生じてしまいますが、素人が行うよりも仕上がりが美しくなり、その状態を長持ちさせることもできます。プロということで作業時間も短く、いろいろなアレンジにも対応してもらうこともできます。 個人で障子の張替を行えば、費用は抑えられますが、慣れていないと仕上がりが良くならない可能性が高く、はじめての場合はかなりの時間を要することになると思います。さらに、慣れない作業をしたせいでケガをしてしまうこともあるようです。 今ではインターネットという便利な道具があるので、手先の器用な方なら自分で調べて必要な道具も揃えてチャレンジすることも可能ですが、自信がなければプロに依頼した方が良いかもしれません。 障子を張替する時期は、障子が破れたときや汚れが目立ってきたときですが、和紙障子の寿命は5年とされているので、それを目安にすると良いと思います。 障子を張替するタイミングで大切なことは、湿度が保たれているという点で、張替に最適な季節は夏で、雨の日に作業を行うのがベストなタイミングとなっています。 なぜ湿度が大切かと言えば、和紙には水分を多く含む性質があるからです。湿度が充分に保てる時期を選ぶと、和紙に美しいハリや伸びを与えることができ、素人でも美しい仕上がりにできる可能性が高くなります。 時期を選んで作業ができない場合は、霧吹きなどを利用することをおすすめします。 |
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